クラーク(Clark Freeport Zone/パンパンガ州)には、未舗装道路やラハール(火山灰堆積地)、サコビア川畔などが広がり、本格的なATV(四輪バギー)体験ができる人気エリアです。手付かずの自然を駆け抜け、爽快なアドベンチャーを味わえるこのツアーは、旅行者だけでなく、アクティブな日本人にも大好評。この記事では、アクセス方法、料金、服装・持ち物、安全対策、人気ツアー会社の比較までを丁寧に解説します。
クラーク ATV ツアーとは?

ATV(All‐Terrain Vehicle)は、砂利道・川床・荒地などを乗り越えられる四輪バギー。クラークでは自然地形を活かしたオフロード体験が可能です。
代表的なツアーでは、サコビア川沿いやラハール地帯、アエタ族の村を走り抜ける3時間程度のコースが多く、自然と文化を同時に味わえるのが魅力です。現地ガイドが同行し、初心者でも安全に楽しめるよう安全講習や服装指導があります。
主なツアーと料金
ツアー名/会社 | 含まれる内容 | 所要時間 | 料金目安(1名) |
ATV Extreme Tour (Green Asia Leisure via WAUG) | ATV 3時間、ガイド、軽食休憩、Puning温泉への立寄り | 約3時間 | 約₱3,900(US$71) |
ATV Petrohead(Sandbox/Porac) | ラハール河原、ジープニー乗換含む | 1時間程度 | 約₱3,000(ATV)/₱3,500(UTV) |
Gemik Clark アドベンチャーパッケージ | 射撃・アーチェリー体験+ATV | 半日(午前+午後) | 要問い合わせ(セット) |
アクセスと集合場所
- 集合地:クラーク自由経済区内またはマバラカット市(Green Asia Leisure など)
- 移動手段:アンヘレスやクラーク中心部からGrab、タクシー、ホテル送迎
- 注意点:最後は未舗装林道のためスマートフォンナビだけでは不十分。ツアー会社の指示に従って早めに集合を(特に午前の部は渋滞回避できる)。
服装・注意事項・持ち物
- 安全装備:ヘルメット、ゴーグル、手袋、長袖・長ズボンの着用が基本。日差し・埃対策に必須。
- 靴:滑りにくく、足首を守るトレッキングシューズやビーチシューズ
- 持ち物:タオル、予備シャツ、日焼け止め、虫除けスプレー、防水バッグ(水+スマホ)
- 健康面:妊娠中・腰痛持ち・持病ありの人は医師相談を。酔い止めや常備薬もあったほうが安心。
ツアー体験の流れ

- 受付と安全講習:基本操作、ブレーキ、加速、ガイドの追走方法を説明。
- オフロード走行:砂利道やラハール地帯、川床を渡るコース。ジャングルを抜ける区間もあり。
- 村や休憩エリア立寄り:地元アエタ族の村で簡単な休憩所へ。ココナッツジュースや軽食販売。
- Puning温泉立寄り(オプション):泥パックや温泉浴体験付きプランあり。短時間でも癒されるスポット。
- 終了/解散:終了後、集合地へ戻り、写真データ共有や休憩時間。
旅行者の口コミと評価

Tripadvisor上のレビューでは高評価が多く、特に以下のコメントが目立ちます:
「River bed with lahar, rocky terrain and off‑road paths… guide was very friendly and always looking after us. Will do it again.」(トリップアドバイザーより)
「Fun and exciting as always! Kids had an awesome time driving on the river bed.」 (トリップアドバイザーより)
また「価格はやや高めだが内容・安全性に満足」といった意見も多く見られます (トリップアドバイザーより)。
他のアクティビティとの組み合わせ
- 射撃とアーチェリー体験:Gemik Clark Sports ClubではATVと射撃・弓矢体験がセットになったプランが人気 。
- ピナトゥボ火山ツアーとの組み合わせ:Puning温泉+砂風呂体験とともに訪れるパッケージがおすすめ。
- アルビエラのSandbox遊園地:アトラクションやカフェと合わせて1日楽しめるプランも。
ATVに参加するメリット・デメリット
メリット
- 自然と一体感ある冒険体験(川床、ラハール、森)
- ガイド同行で初めてでも安心
- 写真映えするロケーション、SNS映えにも最適
デメリット
- 服装が汚れる(泥・砂・埃)+体力が必要
- 天候によって滑りやすい場合もあり中止や変更あり
- 高地気候・日差し・埃に要注意
まとめ
クラークのATVツアーは、自然を全身で感じられるダイナミックなアクティビティで、日本人旅行者の間でも注目されています。ラハール流域や川床、アエタ族の村など、地形や文化を巡る旅は一味違った旅の思い出に。安全対策と装備を整えて参加すれば、初めてでも十分楽しめる体験です。気になる方は、旅行前に集合時間や服装、予約方法をしっかり確認して、日帰りでもアドベンチャーを満喫してみてください!