【重要】フィリピン未成年者との関係における法的注意点|知らなかったでは済まされない

【重要】フィリピン未成年者との関係における法的注意点|知らなかったでは済まされない

重要な注意喚起

この記事は、フィリピンを訪れる日本人の方々が、知らないうちに重大な犯罪に巻き込まれることを防ぐための情報提供を目的としています。

フィリピンを訪れる日本人の中には、「知らなかった」「相手が18歳以上だと思っていた」という理由で、重大な犯罪に巻き込まれるケースが後を絶ちません。特に、JTV/KTVなどのナイトスポット、マッチングアプリ、街中での出会いにおいて、相手が未成年であることに気づかず関係を持ってしまい、後に逮捕されるという事例が実際に発生しています。

フィリピンでは、2022年3月に性的同意年齢が12歳から16歳に引き上げられました。これは、15歳以下との性的行為は同意の有無に関わらず犯罪となり、最高40年の禁錮刑を科される可能性があることを意味します。

さらに、日本の法律(児童買春・児童ポルノ禁止法)でも、海外で18歳未満の者と性的行為を行った場合、帰国後に処罰される可能性があります。つまり、フィリピンと日本の両方の法律で罪に問われるリスクがあるのです。

「見た目が大人っぽかった」「年齢を聞いたら18歳と言われた」「相手が同意していた」——これらは一切の言い訳になりません。

この記事では、フィリピンにおける未成年者との関係に関する法的リスク、年齢の見極め方、確認方法、トラブルを回避するための具体的な対策を詳しく解説します。旅行者、駐在員、留学生、すべての方に必読の内容です。

あなたの人生を守るために、必ず最後までお読みください。

目次

フィリピンの法律:何が犯罪なのか?

2022年の法改正:性的同意年齢が16歳に

改正前(20223月以前):

  • 性的同意年齢: 12歳
  • 12歳以上との性的行為は、原則として合意があれば犯罪ではなかった

改正後(20223月以降):

  • 性的同意年齢: 16
  • 16歳未満との性的行為は、同意があっても犯罪
  • 刑罰: 最高40年の禁錮刑

この改正により、フィリピンは韓国(16歳)と同じレベルに引き上げられ、日本の13歳(2023年に16歳に引き上げ)を大きく上回る厳しい基準となりました。

フィリピンの法律で処罰される行為

年齢行為犯罪刑罰
16歳未満性的行為(同意あり)○ 犯罪最高40年の禁錮刑
16歳未満わいせつ行為○ 犯罪6ヶ月~10年の禁錮刑
16歳未満性的な画像の撮影○ 犯罪処罰対象
16歳未満わいせつ目的での面会要求○ 犯罪処罰対象
16歳以上18歳未満買春行為○ 犯罪児童搾取として処罰

重要なポイント:

  1. 同意は関係ない: 相手が「同意した」「自分から誘ってきた」は一切の言い訳にならない
  2. 年齢を知らなかったも通用しない: 「18歳以上だと思っていた」も基本的に認められない
  3. わいせつ行為も犯罪: 性的行為だけでなく、キス、身体への接触も処罰対象
  4. 撮影も犯罪: 性的な画像の撮影・所持も重罪

日本の法律でも処罰される

児童買春・児童ポルノ禁止法(日本):

  • 海外で18歳未満の者と性的行為を行った場合、帰国後に日本で処罰される
  • 刑罰: 5年以下の懲役または300万円以下の罰金

つまり:

  • フィリピンで逮捕されなくても、日本で逮捕される可能性がある
  • フィリピンと日本の両方で罪に問われるリスク

「知らなかった」は通用しない:実際のケース

ケース1: マッチングアプリで知り合った女性が実は15歳だった

状況:

  • Tinderで知り合った女性
  • プロフィールには「20歳」と記載
  • 実際に会って関係を持った
  • 後日、相手の家族から警察に通報
  • 逮捕され、実刑判決

結果:

  • フィリピンで15年の禁錮刑
  • 日本への送還後も処罰の可能性

ケース2: JTVで知り合った女性が未成年だった

状況:

  • JTVで働いていた女性と店外で知り合う
  • 店で働いているから18歳以上だと思い込んでいた
  • 実際は17歳(偽の身分証を使用)
  • 警察の摘発により発覚
  • 逮捕

結果:

  • 店側も処罰対象
  • 本人も性犯罪者として処罰

ケース3: 街中でナンパした女性が16歳未満だった

状況:

  • ショッピングモールでナンパ
  • 見た目が大人っぽく、年齢確認をしなかった
  • ホテルで関係を持った
  • 後日、警察が捜査
  • 逮捕

結果:

  • 「見た目が大人っぽかった」は言い訳にならず
  • 実刑判決

なぜ間違いが起こるのか?

理由1: 見た目で判断できない

フィリピン人女性は、以下の理由から年齢の判断が非常に難しいです:

  • 化粧技術が高い: 15歳でも20代に見える
  • 体型が発達: 10代でも大人の体型
  • 服装: 露出の多い服装が一般的
  • 振る舞い: 大人びた態度を取る

理由2: 年齢詐称が横行

  • 偽の身分証: 簡単に入手可能
  • マッチングアプリでの詐称: 年齢確認が甘い
  • JTV/KTVでの偽造書類: 店側も黙認していることも
  • 本人の嘘: 金銭目的で年齢を偽る

理由3: 日本との法律の違いを知らない

  • 日本では2023年まで性的同意年齢が13歳だった
  • フィリピンの16歳という基準を知らない
  • 「18歳以上なら問題ない」という誤解

年齢を見極める方法と確認手段

絶対に確認すべきこと

1. 身分証明書の確認

フィリピンで有効な身分証明書:

  • National ID: 2024年から導入された国民ID
  • Driver’s License: 運転免許証
  • Passport: パスポート
  • SSS ID: 社会保障ID
  • UMID: 統一多目的ID

確認方法:

  1. 原本を見せてもらう(コピーは信用しない)
  2. 写真と本人が一致するか確認
  3. 生年月日を確認し、18歳以上であることを確認
  4. 身分証の写真を撮影して保存(証拠として)

注意:

  • 偽造身分証も存在するため、100%ではない
  • 複数の身分証で確認するのが理想

2. 年齢確認の質問

  • 「何歳ですか?」だけでは不十分
  • 「誕生日はいつですか?」
  • 「学生ですか?働いていますか?」
  • 「何年生まれですか?」

矛盾がないか確認する。

3. 見た目でのチェックポイント

以下のサインがあれば、未成年の可能性が高い:

サイン説明
学生服を着ている明らかに高校生
幼い話し方10代特有の話し方
親と一緒にいる保護者同伴
学校の話が多い現役学生の可能性
未成年向けのイベントにいるK-POPコンサートなど

絶対に避けるべき状況

1. 年齢確認ができない相手

  • 身分証を見せない
  • 言い訳ばかりする
  • 「大丈夫だから」と誤魔化す

絶対に関係を持たない

2. JTV/KTVの女性

  • 店で働いているから18歳以上とは限らない
  • 偽造身分証で働いているケースも
  • 店外での関係には特に注意

3. マッチングアプリで怪しい相手

  • プロフィール写真が1枚だけ
  • SNSのアカウントがない
  • 年齢を濁す

トラブルを完全に回避するための対策

対策1: 18歳未満の可能性がある相手とは絶対に関係を持たない

鉄則:

  • 少しでも疑わしい場合は、関係を持たない
  • 「たぶん大丈夫」は絶対にNG
  • リスクを取らない

対策2: 身分証確認を徹底する

手順:

  1. 必ず原本を確認
  2. 写真を撮影して保存
  3. 18歳以上であることを確認
  4. 疑わしい場合は関係を持たない

対策3: JTV/KTVでの店外デートは慎重に

注意点:

  • 店で働いている=18歳以上ではない
  • 店のママに年齢を確認
  • 身分証を必ず確認
  • 疑わしい場合は断る

対策4: マッチングアプリは信用し過ぎない

対策:

  • プロフィールの年齢を鵜呑みにしない
  • ビデオ通話で本人確認
  • SNSアカウントを確認
  • 実際に会う前に身分証確認

対策5: 「同意書」を取る(推奨)

一部の法律専門家は、以下の内容を含む同意書を取ることを推奨しています:

内容:

  • 相手の氏名、生年月日
  • 18歳以上であることの確認
  • 身分証のコピー
  • 署名と日付

ただし、これも完全な保護にはならないため、最も安全なのは「疑わしい相手とは関係を持たない」ことです。

もし巻き込まれてしまったら

即座にすべきこと

1. 弁護士に連絡

  • フィリピンの刑事事件に詳しい弁護士
  • 日本大使館に連絡して弁護士を紹介してもらう

2. 日本大使館に連絡

  • 在フィリピン日本国大使館
  • 電話: +63-2-8551-5710

3. 家族に連絡

  • 状況を説明
  • 弁護士費用の準備

してはいけないこと

  • 逃亡する(さらに罪が重くなる)
  • 証拠を隠滅する
  • 相手や家族に金銭を渡して黙らせようとする(恐喝罪)
  • SNSに投稿する

フィリピンの警察・司法制度

逮捕から裁判まで

段階期間内容
逮捕即日現行犯または令状逮捕
取り調べ1~3日警察での取り調べ
起訴数週間検察が起訴を決定
保釈数週間~数ヶ月保釈金を払えば釈放(重罪は不可)
裁判数ヶ月~数年判決まで長期化

刑罰の実態

16歳未満との性的行為:

  • 初犯: 15~25年の禁錮刑
  • 実刑判決が一般的
  • 保釈金: 数百万ペソ(数百万円)

フィリピンの刑務所:

  • 劣悪な環境
  • 日本人は標的になりやすい
  • 健康被害のリスク

まとめ:絶対に守るべき10のルール

  1. 18歳未満の可能性がある相手とは絶対に関係を持たない
    • 少しでも疑わしい場合は、関係を持たない。これが最も重要です。
  2. 必ず身分証を確認する
    • 原本を確認し、写真を撮影して保存する。
  3. 「見た目」「本人の申告」を信用しない
    • フィリピン人女性は年齢の判断が難しい。必ず身分証で確認。
  4. JTV/KTVでも油断しない
    • 店で働いている=18歳以上ではない。必ず確認。
  5. マッチングアプリは特に注意
    • 年齢詐称が横行している。ビデオ通話と身分証確認を必ず行う。
  6. 「同意」は言い訳にならない
    • 相手が同意していても、16歳未満なら犯罪。
  7. 「知らなかった」も言い訳にならない
    • 年齢を知らなかったは基本的に認められない。
  8. 日本の法律でも処罰される
    • フィリピンだけでなく、日本でも罪に問われる。
  9. リスクを取らない
    • 「たぶん大丈夫」は絶対にNG。疑わしい場合は断る。
  10. 万が一の場合は弁護士と大使館に連絡
    • 逃亡や証拠隠滅は絶対にしない。

最後に:あなたの人生を守るために

フィリピンにおける未成年者との関係は、あなたの人生を破壊する可能性があります。

  • 刑務所での長期服役
  • 前科による人生への影響
  • 家族や職場への影響
  • 社会的信用の失墜
  • 経済的損失

これらすべてを避けるために、絶対に18歳未満の可能性がある相手とは関係を持たないでください。「知らなかった」「相手が嘘をついた」「見た目が大人だった」——これらは一切の言い訳になりません。

疑わしい場合は、必ず関係を断つ。これが唯一の正解です。フィリピンは素晴らしい国ですが、法律とルールを守ることが大前提です。安全に、そして楽しくフィリピンライフをお過ごしください。

緊急連絡先:

  • 在フィリピン日本国大使館: +63-2-8551-5710
  • 緊急時(24時間): +63-2-8834-7508

免責事項: 本記事は情報提供を目的としたものであり、法的助言ではありません。個別の事案については必ず弁護士にご相談ください。記事内の情報は2025年12月時点のものであり、法律は変更される可能性があります。最終的な判断は自己責任で行ってください。

  • フィリピン共和国法第11648号(2022年)
  • 日本国児童買春・児童ポルノ禁止法
  • 在フィリピン日本国大使館情報
  • 警察庁・法務省データ
VELTRA(ベルトラ)
RC Wallet
目次